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大学院免除でも官報に載ることがある!?

 大学院免除は官報に絶対に載らないという情報がありますが、正確な情報ではありません。大学院免除であっても官報に載ることがあります。

税理士試験に合格すると官報に掲載される

 税理士試験に合格すると官報に掲載されます。しかし、税理士試験の認定合格(大学院免除)の場合には官報に掲載されません。

最後の科目が税理士試験であれば官報に掲載

 大学院の一部科目免除を受けたとしても最後の科目合格が税理士試験であれば官報に掲載されます。具体的には、まず税法1科目に合格して税法に関する論文で認定合格を受けるとします。その後、簿記論と財務諸表論に合格したら、その簿財に合格した年の官報に掲載されます。要は最後の科目が税理士試験科目合格か認定合格かで官報に掲載されるか否かが分かれるのです。よく官報合格=試験組(5科目合格)と言っている人がいますが、実際は必ずしもそうではなく、官報合格の中にも大学院による一部科目免除を受けた人がいます。特に平成14年3月以降は会計の認定合格は一科目しか免除を受けることができないため、税法は大学院免除、会計は試験という人が増えているようです。その受験生の中には官報合格のためにボリュームの少ない税法科目から税理士試験を始め、税法科目の認定合格を受けた後に簿財を受験するという人がいるようです。
 

 
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